クレジットカード マイル活用

エクストリームカードの代替えANAマイル用カードは?

コストパフォーマンスの高いカード

ANAマイルを貯めるクレジットカードの中で年会費無料クレジットカードとして最強だった「エクストリームカード」がついに2017年6月新規入会受付終了してしまいました。

そしてさらに2017年9月からは既存のエクストリームカードもリーダーズカードへ強制変更となり、エクストリームカードは完全死亡。マイル還元率1.125%と全然マイルが貯められないカードになってしまいます。

年間300万円も利用しない陸マイラーにとっては最強クレジットカードだったと思っていたのですが、本当に残念です。

そこで、現在あるマイル還元率が高いクレジットカードでどのカードが一番コストパフォーマンスが良いのか調べてみました。色々と調べてみましたが、最強のコストパフォーマンスを発揮するカードは「ANA VISA Suicaカード」だと私は思います。

 

ANA VISA Suicaカードについては下記をご覧ください。

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このブログでは、カード費用1円で獲得できるマイルを「マイルコスト値」として比較できるようにしました。ちなみに最強のマイル還元率を誇る「ANA VISAワイドゴールドカード」との比較しています。参考にしてみてください。

 

ANA VISAワイドゴールドカードについては下記をご覧ください。

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初年度の場合、マイルコスト値はどうなるのか

基本条件は以下とした場合の比較です。

  • マイペイすリボの利用
  • WEB明細書サービスの利用
  • ソラチカルートの利用
ANA VISA Suica ANA VISAワイドゴールド
年会費 ¥751 ¥9,500
マイル還元率 1.41% 1.41%
獲得マイル(50万円時) 7025マイル 7025マイル
獲得マイル(99万円時) 13909マイル 13909マイル
獲得マイル(100万円時) 14050マイル 14050マイル
獲得マイル(299万円時) 42009マイル 42009マイル
獲得マイル(300万円時) 42150マイル 42150マイル
マイル移行手数料 \6,000(交換時) 無料
マイルコスト値(獲得マイル÷利用費)(50万円時) 1.04 0.74
マイルコスト値(獲得マイル÷利用費)(99万円時) 2.06 1.46
マイルコスト値(獲得マイル÷利用費)(100万円時) 2.08 1.48
マイルコスト値(獲得マイル÷利用費)(299万円時) 6.22 4.42
マイルコスト値(獲得マイル÷利用費)(300万円時) 6.24 4.43

上の表で注目して欲しい点は、ANA VISA Suicaカードのマイルコスト値がANA VISAワイドゴールドカードを超えているところです。

そりゃそうです。ワイドゴールドカードは年間9500円かかるところ、同じ獲得マイルなのに、年会費751円+マイル以降手数料6000円=6751円で済むから当然です。

マイルに移行するのを2年に1回、または3年に1回にするとさらにコストパフォーマンスは高くなります。

 

翌年からはどうなるか?

三井住友VISAカードは前年度の利用額によってランク分けされ、もらえるボーナスポイントに差が付きます。ここからはステージ別に比較してみましょう。

 

昨年度利用が50万円以上99万円以下の「V1」の場合

基本条件は以下とした場合の比較です。

  • マイペイすリボの利用
  • WEB明細書サービスの利用
  • ソラチカルートの利用
昨年度利用額50万円以上99万円以下(ステージV1) ANA VISA Suica ANA VISAワイドゴールド
年会費 ¥751 ¥9,500
マイル還元率 1.45% 1.48%
更新ボーナスマイル 1000マイル 2000マイル
獲得マイル(50万円時) 7227マイル 7430マイル
獲得マイル(99万円時) 14274マイル 14638マイル
マイル移行手数料 \6,000(交換時) 無料
マイルコスト値(獲得マイル÷利用費)(50万円時) 1.21 0.99
マイルコスト値(獲得マイル÷利用費)(99万円時) 2.26 1.75

さて、上の表で注目して欲しい点は、マイル還元率と更新ボーナスマイルです。

2年目からは2つのカードのマイル還元率に差が付きます。最終的にANA VISAワイドゴールドカードは最大の還元率は約1.65%まで到達します。

そして通常カードは更新時に1000マイルをボーナスマイルとしてもらえるところ、ゴールドカードは2000マイルもらえます。

さすがに高い年会費を払うので、ここからはワイドゴールドカードの方が獲得マイルが多くなってきますが、99万円の利用時でも獲得マイルの差は364マイル+ボーナスマイルの差が1000マイルで、1364マイルしか差がありません。

もちろんマイルに移行するのを2年に1回、または3年に1回にするとさらにコストパフォーマンスは高くなります。

 

昨年度利用が100万円以上299万円以下の「V2」の場合

基本条件は以下とした場合の比較です。

  • マイペイすリボの利用
  • WEB明細書サービスの利用
  • ソラチカルートの利用
昨年度利用額100万円以上299万円以下(V2) ANA VISA Suica ANA VISAワイドゴールド
年会費 ¥751 ¥9,500
マイル還元率 1.47% 1.59%
更新ボーナスマイル 1000マイル 2000マイル
獲得マイル(100万円時) 14657マイル 15003マイル
獲得マイル(299万円時) 43771マイル 45533マイル
マイル移行手数料 \6,000(交換時) 無料
マイルコスト値(獲得マイル÷利用費)(100万円時) 2.32 1.79
マイルコスト値(獲得マイル÷利用費)(299万円時) 6.63 5.00

ここで注目する点はそれほどありませんが、マイルコスト値も高くなって来た事がわかります。

獲得マイルの差も1762マイル+ボーナスマイルの差が1000マイルで、2762マイルの差がついてきました。もし毎年マイルへ移行している場合では、金額差が2749円なので納得できるレベルでしょうか?

もちろんここでもマイルに移行するのを2年に1回、または3年に1回にするとさらにコストパフォーマンスは高くなります。

昨年度利用が300万円以上「V3」の場合

基本条件は以下とした場合の比較です。

  • マイペイすリボの利用
  • WEB明細書サービスの利用
  • ソラチカルートの利用
昨年度利用額300万円以上(V3) ANA VISA Suica ANA VISAワイドゴールド
年会費 ¥751 ¥9,500
マイル還元率 1.59% 1.65%
更新ボーナスマイル 1000マイル 2000マイル
獲得マイル(300万円時) 45795マイル 49440マイル
マイル移行手数料 \6,000(交換時) 無料
マイルコスト値(獲得マイル÷利用費)(300万円時) 6.93 5.41

さて、年間300万円を超えるとANA VISAワイドゴールドカードが最高還元率は約1.65%に到達します。ここまで来ると、獲得マイルの差も3645マイル+ボーナスマイルの差が1000マイルで、4645マイルの差となり、もし毎年マイルへ移行している場合でも、金額差が2749円なので十分納得できるレベルだと思います。

しかしながら、マイルコスト値ではANA VISA Sucaカードが常に高い数値を示しています。

冒頭でも言いましたが、これは毎年マイルへ移行した場合なので、マイルに移行するのを2年に1回、または3年に1回にするとさらにコストパフォーマンスは高くなります。

従来のエクストリームカードのように実質無料での運用は難しいですが、マイペイすリボとWEB明細書サービスを正しく利用する事で、エクストリームカード以上のマイル獲得とコストパフォーマンスを発揮できる事がわかりました。

しかし、実際のところマイルだけでクレジットカードを判断する訳にもいかないのも事実です。ゴールドカードを保有していない人には海外旅行保険など、ゴールドカードならではのメリットも数多くあります。そこまで含めて検討する事が大事だと思います。個人的には1枚はゴールドカード以上のクレジットカードを保有していた方が良いと思います。

 

利用するソラチカルートは

通常ポイントはもちろんそのままANAマイルへ交換してください。

ボーナスポイントは「ワールドプレゼント(VISA)」→「Gポイント」→「LINEポイント」→「メトロポイント」→「ANAマイル」が実質81%で交換可能なルートとなります。

GポイントからLINEポイントへの交換には交換手数料5%が必要です。しかし、「交換手数料還元サービス」で何か案件をこなせば5%分は還元されるので実質81%としています。

 

まとめ

 

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