ANAマイルの有効期限を延ばす方法「メトロ返し」とは

ANAマイルには有効期限が存在します。せっかく貯めたマイルも無計画に貯めておくと有効期限が来てジワジワと消滅してしまいます。だからと言って、希望する特典航空券に交換するほどマイルが貯まっていない時に要らない特典航空券に交換するのは勿体ない！

こういう時は「メトロ返し」を使って有効期限を延ばすことができます。

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ANAマイルの有効期限について

ANAマイルは、マイルを貯めた月の3年後の月末がマイル有効期限となります。例えば2017年1月1日に獲得したマイルは、2020年1月30日に失効します。

メトロ返しとは

ANAマイルの期限が迫って来た場合に、マイルを使ってメトロポイントに交換します。

要するに、一度ソラチカルートに戻す訳です。メトロポイントへ戻す事によって3年以上有効期限を延ばす事が可能になります。

ソラチカカードについては下記記事をご覧ください。

メトロ返しのメリット

マイルの有効期限を最大で約5年（メトロポイントの有効期限が最大で約2年）、最低でも約3年（ANAマイルの有効期限がマイル取得から3年）は有効期限を延ばす事が可能です。

メトロ返しのデメリット

有効期限を延ばす事が可能なメトロ返しですが、ソラチカルートに戻す事でデメリットもあります。

1. メトロ返ししたマイルが、10%減ってしまう。（ソラチカルートのメトロポイントからANAマイル交換時）
2. 月に1回、メトロポイントからマイルに交換上限20,000ポイント（18,000マイル）しか戻せない
3. 交換に時間がかかるので、すぐにマイルに戻せない。

ANAマイルの有効期限を無期限にする方法

ANAマイルには、かなりハードルが高いですが有効期限を無期限にする方法もあります。

1. ダイヤモンドサービスメンバーになる
2. ミリオンマイラーになる

ダイヤモンドサービスメンバーとは

1年間の搭乗に応じたプレミアムポイント(マイルとは別)が10万ポイント以上になればダイヤモンドサービスメンバーになる事ができます。しかし、有効期限が無期限なのはダイヤモンドステイタスの間のみとなる為、ずっと有効期限を無期限にする為には、毎年飛行機に乗りまくる必要があります。

プレミアムメンバー「ステイタス獲得条件」

ミリオンマイラーとは

ANAマイレージクラブに入会後からの総飛行距離の実績値（ANAライフタイムマイル）が100万マイル以上になるとミリオンマイラーとなり、生涯にわたってマイルが失効することは無くなります。

100万マイルと言うと、羽田ーホノルル間が往復7500マイルだとした場合、約133往復すればミリオンマイラーになれます。毎月1回ハワイに行っても10年以上かかりますね（笑）

ミリオンマイラープログラム

SKYコインに交換するとどうなる？

SKYコインとは、航空券購入とツアー代金の支払いに利用できる電子クーポンです。

特典航空券ではプレミアムポイントが付与されない為、SFC修行する場合にはSKYコインに交換して航空券代金やツアー代金の支払いに利用される事が多いですね。

または、人気時期の人気路線で特典航空券が取れない場合、SKYコインに交換してツアー代金を安くすませる為に利用することもできます。

ANAマイルをSKYコインに交換するには、ANA VISAワイドゴールドカードが有利

SKYコインに交換する場合、1マイルから交換が可能ですがANAステータスやANAカードの種類によって交換率が変わります。

上の表をみるとわかりますが、ANAカード（一般）を持っていて、50000マイルをSKYコインに交換すると、1.5倍の75000コイン（75000円相当）となりますが、ANA VISAワイドゴールドカードを持っていれば1.6倍の80000コイン（80000円相当）となり、5000円分も得になります。交換マイルが多いほどお得です！

ANA VISAワイドゴールドカードでのマイル最大還元率1.52%×1.6倍となるので、SKYコインへの還元率は最大で2.42%になります。SFC修行をされる方はANA VISAワイドゴールドカードを持ったほうがお得だと思います。

ANA VISAワイドゴールドカードについては下記をご覧ください。

SKYコインの有効期限

SKYコインの有効期限は、交換した月の12か月後の月末です。

例えば、2017年1月1日に交換した場合は、2018年1月30日まで有効になります。その為、マイルの有効期限からコインに交換するとコインとして1年間は期限を延ばす事ができます。

まとめ